価格:¥4180
著者:アントワーヌ・コンパニョン/中地義和
出版社:岩波書店
発行年月:2007年11月
ISBN:9784000246392
種類:単行本
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「理論」に「常識」が異議を申し立てるとき、文学作品を手にする者がとるべき道は何か。力を失ったように見える文学理論がもちうる意味とは何かー。テリー・イーグルトンの名著『文学とは何か』と双璧をなす、フランス文学研究の第一人者による概説書。ロラン・バルトの最後の弟子にして、現在フランスの文学研究で追随を許さぬ地位にある著者は、「文学」、「作者」、「世界」、「読者」、「文体」、「歴史」、「価値」という、あまりにも基本的な七つの概念をあえて軸に据え、文学をめぐる本質的な問いに挑み、「理論」の意義と限界を改めて測定する。古代ギリシア・ラテン以来の西洋文学の歴史を射程に入れた包括的な理論書であると同時に、文学理論をめぐる明快な見取り図を提示する第一級の概説書でもある。
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