価格: | ¥1980 |
著者: | 辰巳 芳子 |
出版社: | 岩波書店 |
発行年月: | 2020年04月17日頃 |
ISBN: | 9784000614054 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | 在庫あり |
酒肴として表現された、四季折々の美味をこよなく愛した父、「何でもあるわよ」と、当意即妙に酒の肴を用意する母、そして、祖父の膝の上で覚えた熟れ味の遠い記憶。「いのちのスープ」「仕込みもの」など、合理的で研ぎ澄まされた料理の紹介で知られる辰巳芳子の傍には、このようにいつも酒の肴があった。筍、卯の花、塩らっきょう。干物に田楽、菊、零余子ー易しく作れる酒の肴を紹介しながら春秋の口福を謳った、新しい味の歳時記がここに。