価格: | ¥1430 |
著者: | 入矢 義高 |
出版社: | 岩波書店 |
発行年月: | 2012年02月16日頃 |
ISBN: | 9784006002602 |
種類: | 文庫 (岩波現代文庫 学術260) |
在庫状況: | |
禅は、悟りを成就し、生死を解脱するものだと、しばしば考えられている。だが、ほんとうに、そうなのか?「己れへの凝視と羞恥」「人間の生死無常という厳とした実存」-精緻な語史的解読と切実な哲学的探究の間のかぎりない往還を通じ、著者入矢義高だからこそ読み取りえた、禅のことばの深さと険しさ。『求道と悦楽ー中国の禅と詩』につづく第二の文集。晩年の随筆・講演記録など八篇を増補した。