価格: | ¥1078 |
著者: | 瀬戸内寂聴 |
出版社: | 岩波書店 |
発行年月: | 2017年02月 |
ISBN: | 9784006022853 |
種類: | 文庫 (岩波現代文庫) |
在庫状況: | 在庫あり |
「美はただ乱調にある。諧調は偽りである。」(大杉栄)四角関係による刃傷沙汰、日蔭茶屋事件を経て、深く結びついたアナーキスト大杉栄と伊藤野枝。大杉の幼少期から関東大震災直後の甘粕正彦らによる虐殺まで、二人の生と闘いの軌跡を、神近市子、辻潤、武林無想庵、有島武郎ら、行き交うさまざまな人物の人生とともに描いた、大型評伝小説。名著『美は乱調にあり』から一六年の時を経て成就した、注目の完結編。