価格: | ¥1430 |
著者: | 鹿野政直 |
出版社: | 朝日新聞出版 |
発行年月: | 2005年01月 |
ISBN: | 9784022598684 |
種類: | 全集・双書 (朝日選書) |
在庫状況: | |
近代日本は、国家としての体裁をととのえた19世紀末以降、戦争の長い中断期をもつことがなかった。日清戦争、日露戦争、シベリア出兵、1937年の日中戦争の全面化、41年のアジア・太平洋戦争へと続く。動員された兵士は、自分の人生を中断されたという意味で被害者だった。が、武器をとる戦闘者であることにおいては、まぎれもなく加害者だった。兵士によって見きわめられた戦場とはどんなものであったか。