価格:¥2200
著者:杉山三郎
出版社:朝日新聞出版
発行年月:2023年06月09日
ISBN:9784022631251
種類:全集・双書 (朝日選書1035)
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紀元1〜6世紀、メキシコ中央高原に栄えた古代都市、テオティワカン。「月のピラミッド」「太陽のピラミッド」「羽毛の蛇ピラミッド」「死者の大通り」などを配す壮大な計画都市であった。どんな民族が、いかなる言葉を話し、何を規範にピラミッドや施設をつくったのか。約25平方キロの範囲に10万人ほどが住んだとされるが、どのような政治体制で人びとをコントロールしていたのか。謎だらけの都市である。20世紀以後の発掘調査の成果によって、テオティワカン人は複雑な天体の動きに魅了され、変わりゆく環境を敏感に察知し、都市を発展させていったことがみえてきた。半生を現地調査にささげた著者が、テオティワカンの歴史に考古学の戦略で肉薄し、様々な角度からデータを読み解く。
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