価格: | ¥506 |
著者: | 和久峻三 |
出版社: | 角川書店 |
発行年月: | 1994年03月 |
ISBN: | 9784041776360 |
種類: | 文庫 (角川文庫) |
在庫状況: | |
ゴシップ誌に誹謗記事を書かれた人気作家・三上が突然、失踪した。捜査に行き詰まった行天燎子警部補は赤かぶ検事に助けを求めるが、何も手がかりがなくては、さすがの検事も良い知恵が浮かばない。そんなある日、半ば白骨化した三上の遺体が京都奥嵯峨『柚の里』で発見された。赤かぶ検事は、まずゴシップ誌の編集長・柱きぬ江に不審を抱き尋問したが、その直後、櫛まつりの日にきぬ江は殺害されてしまった…。赤かぶ検事の活躍を通して無責任なマスコミ報道に対する痛烈な批判をテーマに描く、注目の書き下ろし長編。