価格: | ¥2420 |
著者: | 梅原 猛/菊地 信義 |
出版社: | KADOKAWA |
発行年月: | 2008年12月05日頃 |
ISBN: | 9784046211910 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
梅原猛に“もの”が取り憑いた。八十三歳。能の創始者・秦河勝は、流されて、大荒大明神という、怨霊となった。その齢、八十三。梅原猛の初めての能芸論は、秦河勝の悲劇に始まる。「“もの”が憑かねば、“もの”は、書けぬ」-梅原猛自身が怨霊と化して、この「物語」は書かれた。翁、摩多羅神、ディオニソス。中世の神々が降りて来た。その容、滑稽で、恐しく、妖しい。梅原猛の中世ー歴史・文学・宗教から読み解く画期的能芸論。