価格: | ¥1540 |
著者: | 鶴見太郎 |
出版社: | 角川学芸出版 |
発行年月: | 2008年09月 |
ISBN: | 9784047034297 |
種類: | 全集・双書 (角川選書) |
在庫状況: | 在庫あり |
民間習俗の由来を調査するに止まらず、研究成果を援用し、現在の生活を改善しようとした柳田民俗学。だが現代社会で、柳田の姿勢は失われつつある。「家」「モヤヒ」「故郷」「憲法」「伝承」などの領域で、研究者、画家、作家たちが展開した民俗学の具体例を広く取り上げ、柳田民俗学の実践的な課題を近現代史のなかから掘り起こす。柳田民俗学が本来目指したものとは何か。その答えと可能性を追究する一冊。