価格: | ¥1760 |
著者: | 大石 学 |
出版社: | KADOKAWA |
発行年月: | 2009年06月10日頃 |
ISBN: | 9784047034464 |
種類: | 全集・双書 |
在庫状況: | |
「鎖国」は、決して外国との関係を閉ざすものではなく、東アジアや西洋諸国と安定的な関係を築いた、静かで着実な「国際化」であった。本書では「鎖国」を日本における国民国家形成過程の「外交体制」と規定し、当時のグローバリゼーションに対応しつつ、国内の「平和」「文明化」「国際化」を進め、均質的な日本型社会を形成したと説く。「鎖国」のシステムがもたらした江戸の社会の実態を明らかにする。