価格: | ¥811 |
著者: | 吉村達也 |
出版社: | 角川書店 |
発行年月: | 1991年05月 |
ISBN: | 9784047821026 |
種類: | 新書 (カドカワノベルズ) |
在庫状況: | |
“捜査一課のアイドル”こと警視庁刑事・烏丸ひろみの許へ一通の招待状が届いた。差出人は〈トリック卿〉。文面はー七人の男女を“うそつき荘”に招く。三つのクイズが出され、正解すると各一億円。さらに特別問題の賞金は三億円。つまり全問正解だと六億円を手にすることができる。一人の審判役を除き六人の男女は全て大嘘つき。そして、その中にトリック卿も含まれるーというのだ。現金百万円が同封されている。どうやら、ひろみはその審判役らしい。“うそつき荘”に集まったのは、いずれ劣らぬ個性的な男女であった。好奇と疑惑の渦巻く中、突如、山荘は完全密室と化し、殺人予告のデープの声と共にゲームは始まった。