価格: | ¥2090 |
著者: | 南原幹雄 |
出版社: | 角川書店 |
発行年月: | 2006年05月 |
ISBN: | 9784048736978 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
北の伊達、南の北条とつばぜり合いを演じてきた弱小戦国大名・佐竹義宣は、豊臣秀吉の小田原攻めに馳せ参じ、将来を秀吉に賭けた。石田三成の支持のもと、一躍常陸の大大名にのし上がった義宣に、隣国を領した実力者・徳川家康は挟撃を警戒し、しきりに誼みを通じようと接近を図る。豊臣政権の存続こそが佐竹の安泰と見る義宣は、三成、上杉景勝の執政・直江兼続と盟約を結ぶがー。戦国の下剋上に耐え、徳川260年を生き抜き、戊辰戦争さえも東北で唯一新政府軍についた源氏名門の生き残り戦略。