価格: | ¥880 |
著者: | 松代守弘 |
出版社: | Gakken |
発行年月: | 2001年06月 |
ISBN: | 9784054014671 |
種類: | 新書 (歴史群像新書) |
在庫状況: | |
中東戦線において「サ号作戦」を決行した日本軍は、四個師団が中東軍第四方面軍として海路中東に向かい、ペルシア湾岸に上陸。友邦ソヴィエトの南下と協力して、ドイツ最大の油田地帯を奪い取るべく邁進する。この寺内大将隷下の中東軍は二つの方面軍からなる。山下大将の東亜方面軍はエチオピアに上陸して、スエズ運河に侵攻、他方、牟田口大将の第四方面軍はクウェートに上陸し、バスラへ進出、湾岸の油田地帯を確保することとなっていた。しかし、そんな中、ペルシアに侵入した老ブジョンヌイ率いるソ連軍は、ダブリーズでファシスト軍(独軍)の山岳猟兵から思わぬ猛攻を受け、苦戦する。ソ連軍から助けを求められた牟田口大将は、長参謀長とともに、独断でバグダード攻略作戦を実行することを決意するのだが…。日本特務機関員が仕掛ける策謀とは何か?パナマ侵攻に隠された謀略とは如何に。