価格: | ¥990 |
著者: | 仲路さとる |
出版社: | Gakken |
発行年月: | 2008年09月 |
ISBN: | 9784054038851 |
種類: | 新書 (歴史群像新書) |
在庫状況: | |
慶長19年12月、徳川家康は豊臣家の息の根を止めるため、大坂城を囲んだ。天下人まであと一歩のところまで迫った家康のもとに、大坂城内にいる織田有楽から、奇怪な知らせが入る。頭巾を被った大柄な男が、豊臣秀頼や淀殿らに重用されているというのだ。不審に思いながらも、従来の計画通り大坂城を砲撃し、和睦交渉に持ち込むよう仕向ける家康。だが、和睦交渉の朝、家康の思惑に反して、大坂城から兵が打って出てくる。不穏な動きは徳川陣営の浅野長晟、福島忠勝、蜂須賀至鎮、前田利常の陣にも広がり、家康は逆転して窮地に陥った!果たして、豊臣恩顧の大名たちに何が起こったのか。