価格: | ¥1026 |
著者: | 大村芳弘 |
出版社: | 学研パブリッシング |
発行年月: | 2010年05月 |
ISBN: | 9784054045606 |
種類: | 新書 (歴史群像新書) |
在庫状況: | |
日本軍は振り子式の主砲発射システムを開発、次々と戦艦に搭載し、驚異的な命中率を上げていた。国際情勢に通じた白洲次郎首相補佐官は軍人ではないものの、諸葛孔明を彷彿させる智略で連合艦隊を導いてゆく。連合艦隊は、イギリスの地中海への戦艦派遣要請を受け、見事にフランス船団を降伏させた。その見返りとして、イギリスから貴重な兵器情報を得る。これらは、外交は対等でなければならないという白洲のプリンシプルから得られたものだった。当初、白洲に懐疑的だった連合艦隊司令長官の山本五十六も次第に絶大な信頼を寄せるようになる。