価格: | ¥1026 |
著者: | 尾山晴紀 |
出版社: | 学研パブリッシング |
発行年月: | 2011年05月 |
ISBN: | 9784054049222 |
種類: | 新書 (歴史群像新書) |
在庫状況: | |
慶長五年。大垣城で宇喜多秀家は苦悩していた。このまま石田三成に任せていたら、西軍は必ず負けるー。しかし、若い自分に諸将はついてくるのか…。東軍の関ヶ原転進が噂されるなか、腹心・明石全登の後押しを受けて、秀家は主導権を握る決断をする。島津義弘の協力も得て軍議を主導し、岡山に布陣している西軍への夜襲を敢行。敵将の池田輝政と松平忠吉を討ち取る。さらに伊勢の平定にも成功し、秀家の発言力は増していく。石田三成との関係を気にしながらも、秀家は次に清洲中入りの策を提案するー。一方、徳川家康は西軍の策に驚くも、慌てることなく壮大な計画を進めていたー。