価格: | ¥1026 |
著者: | 伊藤浩士 |
出版社: | 学研パブリッシング |
発行年月: | 2011年06月 |
ISBN: | 9784054049727 |
種類: | 新書 (歴史群像新書) |
在庫状況: | |
小田原征伐のただなか、大和大納言・豊臣秀長は病に伏していた。主の病状に不信感を抱いた藤堂高虎は、密かに薬師を調べ毒を盛られていることをつきとめる。なんと、その首謀者は、兄である太閤・豊臣秀吉だったー朝鮮出兵に反対とはいえ、弟を毒殺しようとする秀吉と戦うべきだと高虎は秀長を説得。秀吉の追及を逃れるため病死を偽装し、同じく朝鮮出兵に反対する千利休を京都から救出。かくして高虎は、打倒秀吉の策略を練りはじめる。そして天正十九年三月。朝鮮出兵のために秀吉が大坂を離れたのを機に、秀長は織田秀信を擁立し、ここに太閤秀吉に反旗を翻したー。