価格: | ¥2530 |
著者: | 瀬戸利春 |
出版社: | 学研パブリッシング |
発行年月: | 2011年07月 |
ISBN: | 9784054050150 |
種類: | 単行本 (WW selection) |
在庫状況: | |
第0次世界大戦ともいわれる大規模な近代的軍隊同士の戦いである日露戦争は、どのような戦略と戦術のもとに推移したのか。列強の観戦武官が注視するなかで行われたこと、機関銃と大口径砲が投入されたこと、あまりにも広い戦場でいかに軍を運用するかなど、従来とは様相を一変した戦いは、あまたの戦訓を残した。鴨緑江会戦、南山、得利寺、大石橋の戦いを経て、遼陽会戦、さらに、旅順攻囲戦を挟んで、沙河会戦、黒溝台会戦、奉天会戦へと続く一連のキャンペーン(戦役)。この戦いで日本軍が目指した、分進合撃、一翼包囲の実態を、作戦的な観点から読み解く。