価格: | ¥1100 |
著者: | 柄谷 行人 |
出版社: | 講談社 |
発行年月: | 1990年07月01日頃 |
ISBN: | 9784061589315 |
種類: | 文庫 (講談社学術文庫) |
在庫状況: | 在庫あり |
マルクス=ヘーゲル主義の終焉において、われわれは始めてマルクスを読みうる時代に入った。マルクスは、まさにヘーゲルのいう「歴史の終焉」のあとの思想家だったからだ。マルクスの「可能性の中心」を支配的な中心を解体する差異性・外部性に見出す本痛は、今後読まれるべきマルクスを先駆的に提示している。価値形態論において「まだ思惟されていないもの」を読み思想界に新たな地平を拓いた衝撃の書。亀井勝一郎賞受賞。