価格: | ¥935 |
著者: | 汐見 稔幸/間所 ひさこ |
出版社: | 講談社 |
発行年月: | 2003年10月11日頃 |
ISBN: | 9784061911802 |
種類: | 絵本 (えほん百科シリーズ) |
在庫状況: | |
桃から赤ちゃんが生まれたり、こぶたやおおかみがしゃべったり、お話の世界では、現実にはありえないことが起こります。こうした、現実にはないけれども、原因と結果や善悪がはっきりとわかる物語の世界に出会って、子どもたちはこれから生きることになる世界を、別の角度から体験することになります。これがお話の世界のおもしろさであり、また大切さでもあります。子どもたちにはぜひ、さまざまな絵本や物語を読み語ってあげてほしいものです。この世界の体験が、子どもたちの心の世界を豊かにしていくからです。2歳児は、少しずつこうしたお話の世界に興味を示し始めるのですが、まだ複雑な論理や因果は理解できません。長い話や入り組んだ展開は難しいでしょう。本書は、これまで語り継がれてきた著名な話の中から、いわば大事なところだけを組み立てて、エッセンスのようにして展開しています。各話とも2歳児の興味が持続できるよう工夫されているのです。