価格: | ¥1078 |
著者: | 川端康成 |
出版社: | 講談社 |
発行年月: | 1999年03月 |
ISBN: | 9784061976542 |
種類: | 文庫 (講談社文芸文庫) |
在庫状況: | |
川端康成の最初期から色濃い異性への思慕と、人間の孤独の、二つの源流を十一の短篇によって凝縮させた作品世界。旧制一高時代、初恋の女性への想いを書いた習作「ちよ」と、その頃の伊豆への一人旅を後年発酵させた「伊豆の踊子」。相継ぐ親族の死を幼時に体験した悲しみが生んだ「骨拾い」「十六歳の日記」「油」「葬式の名人」「孤児の感情」等に、亡き親への純化された思い出を一人称で綴る「父母への手紙」。