価格: | ¥1034 |
著者: | 鈴木棟一 |
出版社: | 講談社 |
発行年月: | 2000年07月 |
ISBN: | 9784062564427 |
種類: | 文庫 (講談社+α文庫) |
在庫状況: | |
竹下退陣後、宇野、海部と、捨て石の傀儡政権が続いた。実際に政界を支配していたのは、竹下・金丸・小沢=経世会。なかでも小沢一郎の存在が注目された。都知事選の磯村敗北の責任から自民党幹事長を辞任した小沢は、「派閥の後継は小沢」と考える金丸の後押しで経世会会長代行に就任。だが一方で、反小沢グループも形成されつつあった。経世会の支配力は強大化していたが、その内部では派閥後継をめぐり、新たなる権力抗争が始まった。