価格: | ¥1650 |
著者: | 富士川 英郎/高橋 英夫 |
出版社: | 講談社 |
発行年月: | 2011年06月11日頃 |
ISBN: | 9784062901246 |
種類: | 文庫 (講談社文芸文庫) |
在庫状況: | |
独文学者が五十代半ば過ぎて著した『江戸後期の詩人たち』。日本に漢詩人ありと知らしめ、読者界を驚倒させた著者が、以後堰を切って上梓した文学随想から二九篇と詩三篇を精選。リルケ、ゲーテらドイツの詩人、菅茶山始め江戸漢詩人と並び、幼い頃、市電で乗り合わせた「神采奕々」の老紳士森鴎外を追想する「父富士川游のこと」、愛してやまぬ萩原朔太郎を語る「郷愁の詩人」など、“最後の文人学者”富士川の悠々闊達な世界。