価格: | ¥2145 |
著者: | 小嵐 九八郎 |
出版社: | 講談社 |
発行年月: | 2018年09月28日頃 |
ISBN: | 9784065125946 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | 在庫あり |
享保の改革のころ、15歳の男がどでかい罪と科を犯して大坂から京へ逃れていった。河原で乞食をしたのち、僧・弁空のもとで寺男になる。寺で画と俳諧に興味を持ち始めた男は、京を発ち江戸へと向かう決意をする。江戸では俳諧の師匠・宋阿に弟子入りし、宰鳥と名乗る。だが間もなくして宋阿が亡くなり、下総の結城へ。そこを拠点に奥州や北関東への旅を繰り返す。29歳で俳号を蕪村に改め、いよいよ画と句と書に力を注ぎこみ…。蕪村の内面の闇を解き明かす、長編歴史小説。