価格: | ¥2420 |
著者: | 稲垣 足穂 |
出版社: | 講談社 |
発行年月: | 2020年03月12日頃 |
ISBN: | 9784065192771 |
種類: | 文庫 (講談社文芸文庫) |
在庫状況: | 在庫あり |
「詩的要素は多い」と認めつつ、「詩人」のレッテルを否定していた稲垣足穂。それでも、詩やコントというべき独創的な作品群が数多く大正期の前衛詩誌に発表され、若い詩人たちに多様な影響を与えた。一九二〇〜三〇年代を中心に晩年まで並べられた稀有な作品集に、大正期から戦後を経て晩年に至るまでの詩論やエッセイを併載し、日本文学の異才の“詩性”を剔出する。