価格: | ¥660 |
著者: | 山口 瞳 |
出版社: | 小学館 |
発行年月: | 2017年10月10日頃 |
ISBN: | 9784093523189 |
種類: | 単行本 (P+D BOOKS) |
在庫状況: | 在庫あり |
文壇きっての愛棋家であった山口瞳が、斯界の巨星・大山康晴から中原誠、米長邦雄ら第一線棋士との真剣対局“十番勝負”に挑んだ1972年のユニークな自戦記。軽妙洒脱な文章で綴られながらも、将棋の世に観る棋士の魅力と、男の哀歓を描いて将棋を知らずとも読み応え充分。「血涙」は大げさではなく、総ては勝つためと、ステーキは食うは、マッサージ師を呼ぶは、酒は飲むは、挙げ句胃腸薬を飲んで下痢止めを飲んで身体は七転八倒ーのまさに涙ぐましいほどの“真剣勝負”であった。担当編集・宮田昭宏氏のあとがきも収録。