価格:¥825
著者:長部 日出雄
出版社:小学館
発行年月:2019年06月13日頃
ISBN:9784093523677
種類:単行本 (P+D BOOKS)
在庫状況:在庫あり
『辻音楽師の唄』に続く“全盛期の太宰治”を描いた傑作評伝。恩師・井伏鱒二の紹介による妻・美知子との出逢いから、戦後の作家としての絶頂期と玉川上水心中までの太宰治の作品背景と後半生を活写した完結編の上巻。創作活動に美知子夫人が果たした役割、女性一人称で綴られた「女生徒」での新境地、井伏鱒二との師弟関係、そしてキリスト教の影響など、太平洋戦争突入前後の時代までの太宰治を、同じ津軽地方出身で直木賞作家である長部日出雄が、特別な愛情と深い理解を両輪にして、著者ならではの視点で描く。太宰の青春期を描いた『辻音楽師の唄』に続く太宰治伝。
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