価格: | ¥880 |
著者: | 火野 葦平 |
出版社: | 小学館 |
発行年月: | 2021年07月08日頃 |
ISBN: | 9784093524209 |
種類: | 単行本 (P+D BOOKS) |
在庫状況: | 在庫あり |
幕末、小倉で質屋を営んでいた高木商店の跡取り息子・友之丞は、「異人に、おくにをけがされて、たまるか」という思いで奇兵隊に入隊。隊の「勤王、殉忠報国、攘夷、四民皆兵」という思想に感動し、以来、それが高木家の家風となっていく。その長男・友彦は陸軍士官学校を経て日露戦争に従軍するものの、病気がちで戦闘には参加できなかったので、息子・伸太郎の陸軍入営には万感の思いを抱いていたー。『麦と兵隊』など「兵隊三部作」で知られる著者が、自らの軍隊生活と従軍作家としての経験をもとに活写した、ある一家の三代、約七十年にわたる壮大な物語。