価格: | ¥715 |
著者: | 萩原 葉子 |
出版社: | 小学館 |
発行年月: | 2022年02月10日頃 |
ISBN: | 9784093524339 |
種類: | 単行本 (P+D BOOKS) |
在庫状況: | 在庫あり |
母に捨てられ、有名な詩人だった父・洋之助が亡くなってからは祖母に虐待されて育った嫩(ふたば)。結婚後も夜な夜な暴力を振るう夫に悩まされ続け、やっと別れることができてほっとしたところに、父の知人・岸上太郎が訪ねてきた。「軽いエッセイや小説でも。いや、そんなことより洋之助の思い出を書いてみなさい。…君なら書ける」詩人萩原朔太郎の長女・葉子の実体験をもとにした自伝的小説で、『蕁麻の家』『閉ざされた庭』に続く三部作の完結編。三部作全体のあとがきとして書かれた『歳月ー父・朔太郎への手紙』も収録。