価格: | ¥481 |
著者: | 瀬戸内寂聴 |
出版社: | 小学館 |
発行年月: | 2000年01月 |
ISBN: | 9784094021134 |
種類: | 文庫 (小学館文庫) |
在庫状況: | |
『徒然草』を書いた吉田兼好、『正法眼蔵』を著した曹洞宗の祖・道元、天台宗を開いた最澄。仏門に生きつつも捨てきれぬ悩みをかかえ、またそれゆえにこそ広い愛を万物に注いだ三人。その姿が、自ら仏門にはいったからこそ、くっきりと見えてきた。「素手で心臓をぎゅっと掴まれたような感動」を受けた名僧たちの言葉の中に、人間的な叫びと深い教えを寂聴尼が読みとる。