価格: | ¥544 |
著者: | 重松清 |
出版社: | 小学館 |
発行年月: | 2008年08月11日頃 |
ISBN: | 9784094083002 |
種類: | 文庫 (小学館文庫) |
在庫状況: | |
わたしね、殺されちゃうかもしれないんだよねー。クリスマスイヴの夜、エリカは確かにそう言った。その二カ月後、高校一年生の邦彦は、想いを寄せていた幼なじみの彼女の死を知る。いつもはにかむように微笑んでいたエリカ。中学で人が変わったようにすさんでいったエリカ。そして殺された後まで凌辱されたエリカ…。邦彦は“過去に戻れる媚薬”を求めて夜の渋谷で伝説の娼婦・なぎさと出会う。再会したエリカは、男たちの妄想と欲望にされされながら、なおも邦彦を信じてくれたー。男と女の哀しい性を描く傑作官能小説シリーズ第五弾。