NHKの番組から生まれた新感覚ミステリー文庫第二弾。自殺志願者五名が謎の孤島に集められた。一体誰が何のために?(辻真先『嵐の柩島で誰が死ぬ』)。アパートで、大家にして大学生の男が自殺。警察は住人による殺害を疑うが(近藤史恵『メゾン・カサブランカ』)。暗殺者養成学校の卒業試験は殺し合い。勝ち進み、最終課題に臨むのは?(井上夢人『殺人トーナメント』)。近未来。犯罪捜査は容疑者の記憶を映像化できるまでに進化していたが…(我孫子武丸『記憶のアリバイ』)。四人の作家が書き下ろした極上のミステリー。「問題編」を読んで謎解きに挑戦しよう。