小学６年生の仁彦は、隣のお兄ちゃん、孝弘を兄のように慕っていた。でも、最近好きって気持ちがちょっと変。孝弘が、自分以外の人と楽しそうにしているのは見たくない。なのに、毎年一緒だったクリスマスの日、孝弘はデートに出かけてしまった。後をつけた仁彦が、恋人たちでいっぱいの町で見たのは、男同士のキスシーンだった。その恋人同士に興味を持った仁彦は、彼らに「好きなら年齢も性別も関係ない」とけしかけられ…。