価格: | ¥825 |
著者: | 三島 由紀夫 |
出版社: | 新潮社 |
発行年月: | 2020年10月28日頃 |
ISBN: | 9784101050454 |
種類: | 文庫 (新潮文庫) |
在庫状況: | 在庫あり |
「美は…美的なものはもう僕にとっては怨敵なんだ」。吃音と醜い外貌に悩む学僧・溝口にとって、金閣は世界を超脱した美そのものだった。ならばなぜ、彼は憧れを焼いたのか?現実の金閣放火事件に材を取り、31歳の三島が自らの内面全てを託した不朽の名作。血と炎のイメージで描く“現象の否定とイデアの肯定”-三島文学を貫く最大の原理がここにある。金閣を焼かなければならぬ。破滅に至る青年の「告白」。最も読まれている三島作品。国際的評価も高い。映画・舞台化多数。