価格: | ¥473 |
著者: | 塩野 七生 |
出版社: | 新潮社 |
発行年月: | 2009年09月 |
ISBN: | 9784101181868 |
種類: | 文庫 (新潮文庫 新潮文庫) |
在庫状況: | 在庫あり |
紀元305年、ディオクレティアヌスが帝位から退き、新たに指名された四人の皇帝による第二次四頭政がはじまる。しかし、その後六人もの皇帝が乱立。その争いは内乱の様相を呈する。激しい政治闘争と三度の内戦ののちに勝ち残ったのは、東の正帝リキニウスと、のちに大帝と呼ばれることになる西のコンスタンティヌス。二人は共同で「ミラノ勅令」を発布し、一神教であるキリスト教を公認した。こうしてローマの良き伝統は跡形もなく崩れ去った。