価格: | ¥2200 |
著者: | 片山 杜秀 |
出版社: | 新潮社 |
発行年月: | 2021年05月26日頃 |
ISBN: | 9784106038686 |
種類: | 全集・双書 (新潮選書) |
在庫状況: | 在庫あり |
日本を近代国家に導いた「尊皇」感情の起点はどこにあるのか?「水戸黄門」徳川光圀が『大日本史』の編纂事業に着手し、天皇に理想国家の具現を見た中国人儒者・朱舜水を師と仰いだのが始まりだった。幕末、挙国一致の攘夷を説く水戸学の過激派・会沢正志斎の禁書『新論』が吉田松陰などの志士を感化し、倒幕熱が一気に高まる。大政奉還の主役は徳川斉昭の息子・慶喜。そして、三島由紀夫の自決も「天狗党の乱」に端を発していた…。