価格:¥2090
著者:鳥越憲三郎
出版社:中央公論新社
発行年月:2002年10月
ISBN:9784120033353
種類:単行本 (中公叢書)
在庫状況:
邪馬台国の比定地論争は江戸時代から続き、今日に至っても定説とされるものは成り立っていない。おびただしい比定地論争もさることながら、著者は長年この「国」を検証してみたいと思っていた。誰がこの「国」を起こしたのか。国号はどう読まれたのか。この「国」はどういう「王朝」が統治したのか。そして、どういう性格を持った「国」だったのか…。『万葉集』をみると、「やまと」にかかる枕詞に「虚空見つ」という言葉がある。この意味することは何か。遙か古代、遠い空からこの国を眺めおろした人物がいたという。では、この人物とは誰か。彼はどのようにして空中高くから大和を見下ろしたのか。-邪馬台国の疑問を解く糸口は、こうして目前に現れたのである。
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