価格: | ¥1650 |
著者: | 梶山寿子 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2016年11月 |
ISBN: | 9784120049132 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
完全無縫製のニットを製造するコンピュータ編機「ホールガーメント」で知られる世界的企業・島精機。発明家でもある創業者・島正博が、妻・和代と二人三脚で築いた会社である。和代の「それ、世界初なんか?」の言葉が夫を発奮させ、比類なき製品を生み出す原動力に。社の黎明期には内職などで家計を支え、4人の子どもを育てた。晩年は「ホエール和代」というニックネームでラジオ番組にも出演。世の不正に“吼える”まっすぐな気性や気さくなおしゃべりで人気を集めた。島精機社長夫人としてだけでなく“和歌山の母”として、故郷や社員、そして家族を愛し、愛され、75歳で急逝した和代の波瀾の生涯を、島精機の歴史とともに描く。