価格: | ¥814 |
著者: | 大江志乃夫 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 1999年05月 |
ISBN: | 9784121014740 |
種類: | 新書 (中公新書) |
在庫状況: | |
内陸の帝国ロシアはバルト海のムルマンスク以外軍港に恵まれなかった。しかも極北の不凍港へは長い鉄道が必要だった。帝国はバルチック艦隊創設とともにシベリア政略を推進、極東への展開を目論むが新興海軍国日本との争いとなる。日露戦争である。要衝旅順を確保すべくバルチック艦隊は長い遠征の末、待ち構えていた日本海軍と衝突し潰滅する。だがこの日本海海戦は、その後の日本海軍に虚構に満ちた海戦伝説を生むことになる。