価格: | ¥1012 |
著者: | 竹内洋 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2005年11月 |
ISBN: | 9784121018205 |
種類: | 新書 (中公新書) |
在庫状況: | 在庫あり |
戦後の市民による政治参加に圧倒的な支配力を及ぼした丸山眞男。そのカリスマ的な存在感の背景には、意外なことに、戦前、東大法学部の助手時代に体験した、右翼によるヒステリックな恫喝というトラウマがあった。本書は、六〇年安保を思想的に指導したものの、六〇年代後半には学生から一斉に背を向けられる栄光と挫折の遍歴をたどり、丸山がその後のアカデミズムとジャーナリズムに与えた影響を検証する。