価格: | ¥1078 |
著者: | 島泰三 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2005年11月25日頃 |
ISBN: | 9784121018212 |
種類: | 新書 (中公新書) |
在庫状況: | 在庫あり |
一九六九年一月、全共闘と機動隊との間で東大安田講堂の攻防戦が繰り広げられた。その記憶はいまもなお鮮烈である。青年たちはなぜ戦ったのだろうか。必至の敗北とのその後の人生の不利益を覚悟して、なぜ彼らは最後まで安田講堂に留まったのか。何を求め、伝え、残そうとしたのか。本書は「本郷学生隊長」として安田講堂に立てこもった当事者によって、三七年を経て、はじめて語られる証言である。