価格: | ¥1034 |
著者: | 酒井忠康 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2009年04月 |
ISBN: | 9784121019936 |
種類: | 新書 (中公新書) |
在庫状況: | |
印象派、フォービスム、キュビスムと、新しい理論、テーマ、技法が次々と流入してきた大正・昭和期。画家たちは強い影響を受けつつ、模倣を脱し、自らの表現の確立に挑戦する。苦闘の果て、彼らはどのような地平に到達したのか。『裸体美人』で知られる萬鉄五郎、『麗子像』を描き続けた岸田劉生、画像と詩魂を結合させた村山槐多、幻視の画家関根正二ら、日本の洋画史に不滅の足跡を刻んで逝った十二人の青春の光芒を描く。