価格: | ¥1078 |
著者: | 小田部雄次 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2009年06月25日頃 |
ISBN: | 9784121020116 |
種類: | 新書 (中公新書) |
在庫状況: | |
古代より「天皇の血族」として存在した皇族。明治維新後、最も近親で天皇を支える階級として、軍人の義務と多くの特典を獲得し成立した。だが、自らの権威・特権を背景に、長老の皇族軍人や直宮は、天皇を脅かす存在でもあった。本書は、古代から現代の皇族を概観し、近代以降存在した十五宮家、皇族軍人たちの動向、新たな位置づけを求めた戦後の「皇室」を中心に、皇族の全貌を明らかにする。巻末に詳細な「近代皇族一覧」付。