価格: | ¥814 |
著者: | 服藤早苗 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2010年02月 |
ISBN: | 9784121020444 |
種類: | 新書 (中公新書) |
在庫状況: | |
歴史上、父と子の強い関係が見え始めるのは平安時代初期のことである。『御堂関白記』は、子をたくさん産み育てることを称揚し家の力を拡大させていった藤原道長の姿を、『小右記』は、子どもを寵愛した藤原実資の日常を伝えている。貴族の日記や説話から見えてくる父と子の絆は、現代の子育てを考えるうえでも多くの示唆を与える。「母と子」「女と男」につづき、歴史から現代の家族を考える三部作の完結篇。