価格: | ¥946 |
著者: | 松本佐保 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2013年06月 |
ISBN: | 9784121022219 |
種類: | 新書 (中公新書) |
在庫状況: | 在庫あり |
フランス革命以降、「政教分離」を推進する近代国家の登場で、ローマ教皇は領土や権威を失っていく。20世紀に入り、教皇はイタリア政治に介入し続け、ムッソリーニの思惑もあり、バチカン市国が成立する。その後バチカンは、「反宗教」の共産主義を常に敵視。ナチスに秋波を送り、戦後は米国に接近、「人権外交」を繰り広げ、それは「東欧革命」に繋がった。本書は、カトリック総本山バチカンの生き残りを賭けた200年を描く。