価格: | ¥990 |
著者: | 服部龍二 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2015年12月 |
ISBN: | 9784121023513 |
種類: | 新書 (中公新書) |
在庫状況: | 在庫あり |
自主憲法制定を訴えるタカ派、主張を変える「風見鶏」、首相就任時も、田中角栄の影響下「田中曽根内閣」と批判された中曽根康弘。だが「戦後政治の総決算」を掲げた中曽根は、「大統領的」手法によって国鉄などの民営化を推進、レーガン米大統領や中韓と蜜月関係を築き、サミットを通じて、日本の国際的地位を大きく上昇させる。本書は中曽根の半生を辿り、日本が敗戦から1980年代、戦後の頂点へと向かう軌跡を追う。