価格: | ¥946 |
著者: | 服部 英雄 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2017年11月21日頃 |
ISBN: | 9784121024619 |
種類: | 新書 (中公新書) |
在庫状況: | 在庫あり |
鎌倉中期、日本は対外戦争を経験する。二度にわたる蒙古襲来(元寇)である。台風が吹き、文永の役では敵軍が一日で退散し、弘安の役では集結していた敵船が沈み、全滅したとされる。だが、それは事実なのか。本書では、通説の根拠となった諸史料の解釈を批判的に検証。戦闘に参加した御家人・竹崎季長が描かせた『蒙古襲来絵詞』ほか、良質な同時代史料から真相に迫る。根強い「神風史観」をくつがえす、刺激に満ちた一冊。