価格: | ¥1012 |
著者: | 草薙奈津子 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2018年11月20日頃 |
ISBN: | 9784121025135 |
種類: | 新書 (中公新書) |
在庫状況: | 在庫あり |
画家たちは近代化にどう向き合ったのか。開国後、大和絵、狩野派、浮世絵など日本伝統の絵画は、西洋絵画と出遭い、「日本画」と称すようになった。フェノロサに評価された日本画は、岡倉天心、橋本雅邦らが新設の東京美術学校で確立。のちには日本美術院の横山大観や菱田春草らが技法を追究し進展させる。幕末の横浜浮世絵や南画から、国家主導で堂々たる作品が制作された明治期、そして、今村紫紅に代表されるのびやかな画風の大正期を描く。