価格: | ¥968 |
著者: | 河上 麻由子 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2019年03月19日頃 |
ISBN: | 9784121025333 |
種類: | 新書 (中公新書) |
在庫状況: | 在庫あり |
607年、日本は隋の煬帝に「日出ずる処の天子」で名高い書状を送る。以後、対等の関係を築き、中国を大国とみなすことはなかったー。こうした通説は事実なのか。日本はアジア情勢を横目に、いかなる手段・方針・目的をもって中国と交渉したのか。本書は、倭の五王の時代から、5回の遣隋使、15回の遣唐使、さらには派遣後まで、500年間に及ぶ日中間の交渉の軌跡を実証的に、「常識」に疑問を呈しながら描く。