価格: | ¥946 |
著者: | 藤田 達生 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2019年07月22日頃 |
ISBN: | 9784121025524 |
種類: | 新書 (中公新書 2552) |
在庫状況: | 在庫あり |
戦乱の世から泰平の世へ。16世紀後半から17世紀前半にかけて、日本社会は激変した。徳川家康が開いた江戸幕府による藩の創出こそが、戦国時代以来の戦乱で荒廃した地域社会を復興させたためである。地方の王者たる戦国大名が、いかにして「国家の官僚」たる藩主へと変貌したのか。本書は家康の参謀・藤堂高虎が辣腕を振るった幕藩国家の誕生過程をたどり、江戸時代の平和の基盤となった藩の歴史的意義を明らかにする。